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あなたの就職活動がうまくいかない理由!3つのダメな思考パターン

2017年卒採用から企業の選考スケジュールが、2ヶ月前倒しになっています。新スケジュールが導入されて1年が経ち、ニュースによれば今年の就活生は、6月1日現在で、3人に1人が内定を貰っているとのことです。

昨年の実績でも、6月の面接開始時点で大企業の多くが内々定を出しており、選考スケジュールはほとんど形骸化しているとも言えます。

こんな状況で、内定はおろか内々定すら貰えていないというのは、かなりダメな学生の部類に入るということを、まずは自覚してください。

その上で、あなたの就職活動においてダメな考え方を3つご紹介します。

内定が貰えない理由を学歴フィルターのせいにしている

我が社は「学歴不問、人柄や個性を重視します。」と多くの企業が謳っています。

しかし、新卒採用市場において、学歴は一つの選考基準として未だ大きな価値を有しています。

なぜなら大企業の求人には、何千人という学生たちが応募してくるからです。

企業の本音として、人柄や個性重視で採用したいと考えていたとしても、とうてい一人一人と面接をして見極めることは不可能です。そんな時、てっとり早くふるいにかける方法が学歴なのです。

実際、二流、三流大学の方は、なかなか希望の企業のインターンシップを受けられなかったり、会社説明会の予約が取りづらかったりしていませんか?

それは運がなかっただけ、倍率が高すぎたから、だったのではなく、企業の学歴フィルターに引っかからなかったからなのです。

ここまで読んで、ほらやっぱり自分が内定を取れないのは、学歴フィルターのせいじゃないか、と憤慨した方、ここからが本題です。

学歴フィルターが存在することは事実ですが、二流、三流大学の学生であっても、100パーセント落とされるわけではない、ということです。

例えばある企業が、定員100名で企業説明会の募集をかけたとします。申し込んできた学生のうち、一流大学の学生が80名だったとしたら、企業としては空席を作るより、二流、三流大学の学生でも参加させて盛況であることを演出したいものです。

また、応募しようとした時には既に満席だったとしても、企業の人事部に直接コンタクトして、席を確保してもらうことも不可能ではありません。案外、一席、二席なら融通を利かせてくれるものです。

あんな一流企業が、自分みたいにダメな学生なんか相手にしてくれるはずがない、と思い込む前に、どんどん説明会や入社試験の申し込みにチャレンジしていきましょう。

落とされた採用試験についてぐずぐず悩んでいる

せっかく採用試験までこぎつけた一流企業。ところが結果は不採用となれば、後悔が残るのは当然です。しかしあの時こうしていれば、ああしていればと振り返っても役には立ちません。

なぜなら企業の採用基準は千差万別だからです。A社の面接では緊張して硬くなりすぎたから、B社ではもう少しリラックスして臨もうと考えたとします。しかしB社の面接担当者はあなたの態度を、緊張感がなくて、我が社に入りたいという熱意を感じないと判定するかもしれません。

短期決戦の就職活動では、一つ落ちたら次、一つ落ちたら次と気持ちを切り替え、できるだけ多くの内定を取ることに集中することが重要です。数をこなしていくと、自然にその業界が求める人材のパターンが見えてくるものです。

就職活動は一生のことだと思っている

どうせ働くなら、自分に合った企業・天職と思える職種に就きたい。だれもが願っています。

だからこそ、落ちた企業のことを引きずったり、試験の前に必要以上に構えてしまったりするのです。

そんなあなたにとって、興味のない企業や業種の入社試験は、受けるだけでも無駄と思えるかもしれません。

しかし考えてみてください。仮に本命と思う企業に入社することができたとして、そこで一生働くつもりですか?

現在、日本の企業の多くは、定年年齢を60歳としています。

しかし近い将来、65歳あるいは70歳になるだろうと言われているのです。20代の時に、限られた時間の中で決めた企業に、そんな歳まで勤め続けるのは現実的でしょうか?

まして天職は、容易に見つけられるものではありません。興味がないと思っている企業や業種でも、どんどん会社説明会に参加して、入社試験も受けてみてください。そういうところに案外、自分の気付けなかった天職は隠れているものです。

まとめ

ダメな学生の思考パターンで当てはまるものはありましたか?

あなたも今からダメな学生の思考パターンから脱却してください。考え方は小手先のテクニックよりも重要です。

さくさく内定が取れる、できる就活生に生まれ変わってください。

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