就活コラム

就活のゴールはもうすぐ!?内定を勝ち取るための面接対策!

会社説明会や会社訪問、書類選考など様々な関門を乗り越えて、ようやくたどり着いた面接。

ここを乗り越えれば、内定はもうすぐそこです。

しかし、その大切な面接が苦手

そんな学生も多いのではないでしょうか。そこで今回は苦手な面接を克服する対策を解説していきます。

面接対策の極意とは受けて受けて受けまくること!

面接で大切なのは『見た目の印象』と『受け答えの内容』の2つです。

見た目の印象については別記事にて詳しく解説していますので、そちらの記事をお読みください。

参考就活は見た目が全て?面接官の印象をアップする方法教えます!

この記事では受け答えの内容に絞って解説します。

「面接対策」「面接 質問」などのキーワードで検索すれば、インターネット上にはたくさんの、関連サイトがヒットしますよね。

中にはQ&A方式で、具体的な質問と答えまでが紹介されているサイトもあります。

それでは、そうしたサイトで一通り勉強しておけば、面接対策は完璧なのでしょうか。

答えは違います。なぜなら、仮にQ&Aを丸暗記したとしても、本番の面接という緊張した中では忘れてしまうかもしれません。

それに面接官がQ&Aに載っていない質問をしてくることもあるからです。

そこで私がお勧めする面接対策は面接の場数を踏むということです。

できれば本命企業の面接の前に3社か4社、余裕があれば5社以上受けて面接慣れしておくのです。

本命企業以外の面接でも手を抜かない

この方法で大切なのは、本命企業以外の面接だからと言って手を抜かないこと。

受験勉強を思い出してください。本番の試験の前に、何度か模擬試験を受けましたよね。それでは模擬試験は本番の入試ではないから適当でいいや、と手を抜きましたか?

模擬試験は本番の試験の前に自分の実力を測るための大切な試験ですから、当然ながら本番同様の心構えで臨むことがほとんどだったはずです。

ですから、たとえ面接の練習として受ける企業であっても、事前の準備は疎かにしてはいけません。

事前準備の第一は企業研究です。本命企業と変わらない入念さで、企業研究は行い、志望動機も真剣に考えましょう。

面接後の振り返りをする

ここからが一番重要な点ですが、面接が終わったら、必ず内容の振り返り…つまり復習を行います。

面接官にされた質問と、それに対する自分の答えをメモします。

この答えは駄目だったなと思うところがあれば、落ち着いた状況で、もう一度面接でされた質問に、回答していきます。

この時大事なのは、面接官はどういう意図でこんな質問をしたのかと考え、その意図に沿うような回答を意識することです。

面接では自分の言葉で話すことが大切

復習が大事なのはわかったけど、面接の正しい答えなんて、面接官本人に聞かないとわからないんじゃないの?と思った方も多いでしょう。

実は面接での回答には、これが正解というはっきりしたものはありません。

大事なのは面接官が知りたいことに答えることなのです。そして面接官の知りたいこととは、学生の人となりです。

具体的には、学生がどんな考え方や意識を持っていて、これまで何を経験し、学んできたか。その上で、この学生を入社させることが、企業の利益に繋がるかどうかを判断するのです。

そのため、面接で質問される内容も、ほとんどが学生の人となりを知るためのものとなります。

例えばよくある質問として、以下のようなものがあります。

  • 学生時代、どんなことに力を入れてきましたか
  • 自分の強みと弱みを教えてください
  • 長所と短所を教えてください

この3つの質問は、新卒採用を行なってきた私の経験からも、面接で聞かれやすい質問のベスト3と言ってもいいかもしれません。

なぜならこの3つの質問で、おおよその学生の人となりが理解できるからです。

模範解答では良い評価を得られない

面接対策サイトでも模範解答と共に掲載されていることが多いですが、その通りに答えても、面接官からいい評価は得られません。

質問がありきたりな分、答える学生の側には、オリジナリティが求められるのです。

オリジナリティと言ってもそんなに難しく考える必要はありません。この世の中に、一人として同じ人間はいない、ということを頭に刻み、自分はこういう人間だ、ということを自分の言葉で伝えられればいいのです。

面接で大事なのは面接官に興味を持ってもらうこと

面接で心がけなくてはならないのは『面接官の興味をどれだけ引けるか』という点です。

何度か面接を経験していくと、面接官が自分の答えに興味を示してくれた時と、くれなかった時があったことに気がつくはずです。

例えば、次の2つ例を見てください。

例1

面接官「あなたの長所を教えてください」
学生「粘り強いことです」
面接官「具体的にどういうところが粘り強いのですか」
学生「何ごとも諦めずに取り組むところです」
面接官「そうですか。ありがとうございました」

例2

面接官「あなたの長所を教えてください」

学生「何ごとにも粘り強く取り組むことです。ゼミで○○について話し合っていた時、誰もがそんなことを実現するのは無理だと結論づけていた問題について、ゼミのメンバーを一人一人説得して成功に結びつけられたのも、この粘り強い性格のお陰だと思っています」

面接官「具体的にはどんな方法でみんなを説得したのですか」

学生「問題について詳しく調査分析を行い、みんなが否定している点について、解決策を提示しました。すると徐々に納得する人が増えていって、最後はその人たちと協力して全員を説得して回りました」

面接官「なるほど、よくわかりました。ありがとうございます」

例1よりも例2の方が、明らかに面接官の関心は大きくなっていますよね。

この2つの例の違いは、面接官から促される前に、学生が具体的な例を挙げて説明していることです。

つまり、具体的なエピソードを盛り込むことで、面接官はより学生の話に興味を持つようになったのです。

面接での成功体験を一つでも作ろう

何回か面接を経験して、面接官が自分の話に興味を持って聞いてくれるようになると、面接を受けることが楽しくなってきます。

そうなれば面接へのは苦手意識も消え、面接には必要な笑顔も自然と作られるようになっているはずです。

新しい場所に行く時に、どんなルートで行こうかと地図で確認したり、インターネットで電車の乗り換えを確認したりするのと同じように、面接対策の第一は予習することです。

それでも最初は道に迷ったり、時間通りにたどり着けなかったり、ということもあるでしょう。でも帰ってきてから復習しておけば、次に出かける時には、迷わず時間通りに到着することができるはずです。

ですから、面接は苦手だなと敬遠せず、チャンスがあればどんどん受けて経験を積み、面接は得意です、と胸を張れるように頑張ってください。

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