就活コラム

就活は見た目が全て?面接官の印象をアップする方法教えます!

2021年9月10日

かつて『人は見た目が9割』という本がベストセラーとなり、物議を醸したことがありましたが、残念ながら人の第一印象が見た目に左右されるのは事実です。

就活も例外ではありません。人物本位と謳いつつ、面接官も人の子ですから、見た目が悪い学生よりいい学生の評価を高くしてしまう傾向があります。

そこで今回は就活で必要な「見た目」について、解説していきます。

参考にした記事:【イケメン/美女は有利?】顔採用が噂される企業ランキング

 

雰囲気イケメン雰囲気美人を目指そう

就活で見た目が左右するなら、イケメンでもなく、可愛くもない自分は絶対的に不利だ」という嘆きも聞こえてきそうですが、就活で求められる見た目は美形かどうかではありません。

もちろん企業によっては、美形ばかりを採用するところもあるでしょう。

しかし、もし全ての企業がそんな採用方針だったら、私などはどこにも就職できなかったことになります。余談はさておき、自分たちの周りにいる、イケメンや美人と言われている学生をよく観察してみてください。

その内、本当に美形と言える学生はどのくらいいるでしょうか。

ほとんどの学生は、

  • 今風の髪型をしている
  • 流行のファッションを取り入れている
  • スタイルが良い
  • 女性だったら化粧がうまい

ということに気づくと思います。彼らはほとんどが、雰囲気イケメンや雰囲気美人なのです。

そうした学生を馬鹿にしているわけではありません。ここで言いたいのは、見た目の印象は、本人の努力でどうにかできるものだということです。

面接では見た目で左右される

数は少ないですが、就職試験にスーツは禁止、などとわざわざ謳う企業も出てきています。

しかしそれはまだ少数派で、大多数の企業は昔ながらのスタイルを好みます。

例えば最も見た目が重要視される面接。

学生の応募者が多い企業ほど、複数回の面接が設定されていて、一次、二次、三次、最終と進むにつれ、面接官の役職も高くなっていくのが普通です。

最近設立されたばかりのベンチャー企業は別として、社長、役員ともなればその年代は、50代から60代くらい、つまり、就活生の両親と同じか、年上の人たちであるのが普通です。

一次面接では、人事の若手社員や将来を嘱望される若手社員が面接官となりますので、見た目にはさほどこだわらない傾向があります。少し髪を染めていたり、カジュアルな格好をしていたりしても、一次や二次面接くらいまでなら通ってしまうかもしれません。

しかし最終の役員面接ともなればそうはいきません。

年配者の中には、就活生とはこうあるべき、という頑固なイメージを守り続けている人が多いのです。

どんなに優秀でやる気のある学生でも「なんだ、あの格好は。けしからん」と役員の誰かが言い出せば、残念ながら採用には至りません。

せっかく能力はあるのに、外見で落とされるのはもったいない話です。

ですから就活では、一般的なリクルートスーツに黒髪と言ったような、定番スタイルであることが望ましいのです。

顔の良さに勝る好感度はなし?

みんなと一緒は嫌だ、リクルートスタイルはダサい。そうした考えを持つ就活生もいるでしょう。

実際、お堅いと思われる一流企業に、定番から外れた服装で挑み、内定をもらった学生もいます。

でも気をつけなくてはならないのは、そういう学生は、普段からお洒落に詳しく、自分の見せ方をよく心得ているということ、そして、容姿に恵まれた学生が多いと言うことです。
見た目とは顔の良し悪しではない、と言っておいて恐縮ですが、根っからのイケメンや美人は、なにをしても許されるのは事実です。

定番スタイルがお好みの役員でも、美人の学生や、爽やかなイケメンくんを目の前にして、服装がどうの、髪型がどうの、なんて難癖は口にしません。

顔がいいということは、それだけで周囲の好感度を上げてしまうのです。

実際、私が働いていた企業でも、数年に1人くらいの割合で「そう言えば○○さんは面接で、派手なフリルのブラウスを着てきたよね」とか「○○くんは会社見学にカーディガンでやってきたよね」など話のネタにされる新入社員が現れました。

そうした学生はやっぱり、イケメンだったり、美人だったりしたのです。

面接官に好まれる顔や見た目とは?

さほど容姿に恵まれていない学生は、やはり清潔感定番のスタイルで、見た目の良さを面接官にアピールするのが一番です。

ここでは具体的に、面接官に好まれる見た目を解説します。

面接官に好まれる顔は作れる

面接官が必ず見るのは顔。つまり、表情です。表情一つで印象は大きく変わります。

笑顔の作り方を調べると顔の筋肉が…と解説されているサイトが多いのですが、もっと簡単にできます。

  1. 相手も目を見る
  2. 「イ」の唇の形をして口角を上げる

この2つがポイントです。

練習方法をやるとしたら、

  • 真顔(無の状態)
  • 8割の笑み(口角を上げ、やや笑顔な状態)
  • 満面の笑み(顔をくしゃくしゃにする笑顔)

 

この3つを鏡で見て練習をすると良いです。できれば『8割の笑み』で面接に挑むのがベストです。

髪型

男性の場合、長髪も茶髪もNGです。前髪は目にかからないようにし、襟足は襟にかからず、サイドも耳にかからない長さにカットします。

女性も前髪は目にかからない長さにカットするか、カールして、きっちり整髪料などで固めます。長い髪はできるだけ一つにまとめておきましょう。

また、けっこう多いのですが、面接にもかかわらず、寝癖を直してこない学生も印象は下がります。かと言って、整髪料のつきすぎにも注意が必要です。特に香りが強いものは避けてください。

化粧は控え目に

女性の場合、すっぴんは子供っぽい印象になるので、化粧はしてください。ただし、流行を追ったメイクは避け、派手な口紅や、つけまつげもやめておいた方が無難です。

体臭やフケ

体質的に汗っかきなのは仕方がありません。

でもせめて、前の晩か、余裕があれば朝にシャワーを浴びるなどして、清潔を心がけてください。

まさか、と思うかもしれませんが「この学生、いつお風呂に入ったんだろう」と面接官を困惑させるような学生も希に現れます。

不潔なのは最も嫌われると思ってください。

シャツにはアイロン、スーツの埃も払う

シャツには必ずアイロンをかけ、少なくとも襟元はビシッと決めてください。また、紺のスーツは糸くずや埃が目立ちます。面接の前に最終点検をしておきましょう。

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爪は短く切る

伸ばしっぱなしの爪は、それだけで不潔に見えることがあります。できるだけ短く切りそろえておきましょう。

ハンカチ、ポケットティッシュは必需品

面接官の前で使うことはないとしても、会場でトイレを借りるかもしれません。

そんな時、面接官以外の社員と顔を合わせることがあります。もしハンカチを持っていないと、そのことが面接官の耳に入り、だらしないと思われてしまうかもしれません。

面接は自然体で臨む

面接では緊張も手伝って、表情が硬くなりがちです。緊張して笑えていないのか、単に無愛想なのかは、面接官ならわかります。笑顔は大事ですが、わざとらしい笑顔は逆に悪印象のこともありますので、やりすぎないようにしてください。

受け答えは明るくはっきりと

受け答えは大きな声でハキハキとしている方が、好感度は高くなります。とは言え、普段できていないことを、面接でうまくやるのは難しいものです。そんな時は、語尾だけでもはっきりさせると、かなり印象が変わります。

例えば「私は〜なので……」と途中で黙ってしまうのではなく「私は〜です」と必ず言い切るようにしてください。

まとめ

面接で一番大事なのは清潔感と明るさです。

この二点を意識するだけで、がらっと見た目の印象は変わります。

容姿に自信がないという就活生は、是非ともそこを意識し、自信を持って就職活動を乗り切っていただきたいと思います。

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