就活コラム

就活に有利って本当?インターンシップの真実をズバリ解説します

就活を成功させたいなら、絶対に参加しておいた方がいいというインターンシップ。でも本当に就活に有利なの?と疑問に感じる学生もいるのではないでしょうか。

そこで、インターンシップはどうして就活に有利と言われているのか、について解説していきます。

インターンシップとは?

インターンシップ制度は元々アメリカで誕生したものです。学生に職業体験させることを目的とし、アメリカなどでは入社までに即戦力となるよう教育訓練することもあります。
日本の場合は教育訓練という意味合いは薄く、軽い職場体験といったところでしょうか。
期間や体験できる内容によって、幾つかに分かれています。

短期インターンシップ

一日だけや一週間から二週間程度の期間で行われるものです。
期間が短いため、実践的な職業体験というより、セミナーや研修会、見学会が中心となりがちです。手っ取り早く企業イメージをつかむことができますが、企業の実務を経験したい学生にとっては、やや物足りなさを覚えるかもしれません。

長期インターンシップ

期間も長いため、実際の業務を経験させてもらうこともあり、企業によってはアルバイト代を払ってくれることもあるようです。
ただし、企業側の受け入れ体制が不十分だと、体験できるのは定型業務のみとなったり、放っておかれる時間が長くなったりして、学生側にストレスが溜まります。

それぞれの特徴を調べて、自分に合ったインターンシップを選ぶようにしてください。

インターンシップの目的(学生編)

学生側が見たインターンシップの目的は、就業体験ができる、企業イメージがつかめる、社員とコネクションができる、などと言われています。

ただし、先に紹介したとおり、選ぶインターンシップによっては、自分が期待したような成果を十分に得られないことがあります。

例えばインターンシップに参加した先輩たちの不満で多いのが、企業説明会と変わらない内容だった、インターンシップの学生だけで固められて、社員との交流が無かった、担当者が忙しく、ほとんどかまって貰えなかった、と、実際に業務体験できなかったことへの不満が多かったことがわかります。

自分がインターンシップで何をしたいのか、目的をはっきりさせてから、インターンシップは選ぶといいでしょう。

それでは、自分がどうしても行きたい企業、行きたい業界のインターンシップが、自分の目的に沿わない場合はどうしたらいいでしょうか。そんな時はまず、その企業のインターンシップに参加することを目的としてください。その理由は、次章の「インターンシップの目的(企業編)」で詳しく解説します。

インターンシップの目的(企業編)

インターンシップ制度における企業側の本音については、「就活準備はゴールを決めて早めに取りかかろう」でも少し触れていますので合わせてお読みください。

参考就活準備はゴールを決めて早めに取りかかろう

インターンシップについて企業側の目的には次のようなものがあります。
・企業のイメージアップのため
・学生と企業のミスマッチを少なくするため
・学生を受け入れると職場の雰囲気が明るくなる
・採用活動に結びつけるため

上記のうち、企業側が最も重要と考えているのが、採用活動に結びつけることです。
優秀な学生なら是非とも企業側は採用したいと考えます。そこでインターンシップで学生を受け入れ、仕事ぶりや人となりを観察します。企業によってはプレ面接のように利用し、目星をつけた学生の取り込みを考えるのです。

ですから、「インターンシップの目的(学生編)」で述べたように、自分が志望する企業のインターンシップには、できるだけ参加して、企業側の目に留まるように心がけてください。

インターンシップに参加すれば絶対に内定は取れるのか?

インターンシップに参加すれば、企業側の目に留まり、採用試験を受けるよう声をかけて貰えるかもしれません。企業によっては、書類選考や一次面接をスキップするといったような、優遇措置を行うこともあるでしょう。
とは言え、役員面接でNGになることや、他にもっと優秀な学生が現れれば落とされることもあり得ます。

しかし、インターンシップに参加した学生が、その企業から内定を貰えた確率は、約5割というアンケート結果もあるくらいです。

ですから、絶対内定が取れるという保証は無いものの、インターンシップに参加した方が、就活に有利であることは間違いないようです。

まとめ

インターンシップの重要性についておわかりいただけたでしょうか。

インターンシップに参加すると、プライベートな時間を取られてしまい、遊ぶ時間が少なくなってしまうこともあります。
しかし就活を成功に導くためには、もはやインターンシップは欠かせない制度となっています。

是非とも参加して、就活を有利に進めるようにしてください。

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