就活コラム

就活準備はゴールを決めて早めに取りかかろう

2019年の春に大学を卒業予定の方々は、そろそろ就活という言葉を意識し始める頃ではないでしょうか。

やらなきゃいけないのはわかっているけど、まだ準備を始めるには早いと思っている方や、そもそもどこから準備を始めていいかわからないと悩んでいる方もいることでしょう。

そこで、就活を始める時期とスケジュール、そして確実に内定を取るための就活準備について解説します。

就活の準備はいつまでに何をするのか?

まず2019年度卒の就活スケジュールを確認しておきましょう。ここ数年、就活の解禁時期について変更があり、苦労した先輩たちも多いです。

しかし、幸いなことに2019年度の就活スケジュールは、2018年度から変更ありません。

つまり前年度の先輩たちの就活を参考にできるという意味で、2019年度卒の学生は有利だと言うことができます。

それでは2018年度卒の就活は、どんなスケジュールだったのか振り返ってみましょう。

・3/1〜 企業説明会解禁
・3/1〜 就職情報サイト解禁
・3月〜4月 エントリーシートの受付、提出期限
・6/1  面接解禁

なあんだ、まだ一年以上もあるし、思ったより余裕。そう思った方は少し、いえかなり危機感が足りません。

なぜなら上記のスケジュールはあくまで、経団連が定めた指針であって、破っても罰則は無いのです。

ほとんどの企業は上記スケジュールよりも前倒しで、採用活動を始めていると考えて間違いないでしょう。
実際、早い企業になると、3/1以前から学生に接触して、めぼしい人材には声をかけていることもあるのです。
ですから就活の準備を始めるなら、もう今から準備に取りかからなくてはなりません。

走り出す前にゴールを決める

当初考えていたより余裕が無いとわかった途端、焦って就活準備に取りかかろうとする学生もいるでしょうが、その前に必ずゴールを決めてください。

ここで言うゴールとは「どんな企業に入って、どんな仕事をするか」ということです。
子供の頃から憧れていた業界や仕事がある学生は別として、ほとんどの学生は、自分が将来どんな仕事をしたいのかわかっていないのではないでしょうか。

そんな状態で、エントリーシートだ、企業研究だ、OB・OG訪問だ、と動き始めてもいい結果は生まれません。仮に順調に進んだとしても、自分に合うかどうかもわからず、闇雲に内定を取りに行けば、後々ミスマッチで苦しむことにもなります。

具体的な企業名まで決める必要はありませんが、就活を始める前に、どんな職種に就きたいのか、位の方向性は決めておきましょう。

就活準備!おすすめスケジュール

真っ先にやっておきたい就活準備は自己分析です。

自己分析はエントリーシートの作成や、面接でも必要となる重要な要素ですが、ここが苦手という学生も多いのです。また、前段でも触れたように、就活を始める前にゴールを決めるためにも、今すぐ取りかかっておきましょう。

参考新卒就活の自己分析の意味とは?だれも教えてくれない活用方法をお伝えします

受かる! 自己分析シート」(田口 久人著 日本実業出版社)など評判のいい自己分析本が数多く出回っているので、最低でも一冊読んでみるをおすすめします。

ただ、紙媒体であれこれ考えてやるよりもネットで効率的にできる適職診断もあります。数ある適職診断の中でもスカウト型の就活サイト『キミスカ』がおすすめ。

数万人の社会人データをもとに性格・意欲・価値観の傾向などをグラフ化してくれます。

登録・利用は無料。サクッと自己分析を済ませたい方はこちらを利用してみてくだい。

自己分析が終わったら業界研究

自己分析で自分の適職が決まったら、業界研究を行います。なぜなら自己分析で適職があると診断されたからと言っても、それはあくまで目安です。実際にその仕事の内容や、業界のことを調べてから、最終的な進路を決断します。

進路が決定したら、自分が希望する業界、企業のインターンシップに参加します。人気の高い企業のインターンシップはすぐに定員が埋まってしまうことが多いので、就職情報サイトなどのインターンシップ情報は小まめに確認することが大切です。

それではインターンシップにはどんなメリットがあるか考えてみます。学生側にとっては、就業体験ができる、企業の雰囲気を知ることができる、社員と仲良くなることができる、などのメリットがあります。

それでは企業側のメリットはなんだと思いますか。企業から見ると、インターンシップの学生はアルバイトではなくお客さんです。

ですから、言葉は悪いですがバリバリこき使うわけにもいきませんし、企業の悪い面はできるだけ隠そうとします。必要以上に気を使わなければならないこともあって、正直、学生の面倒を任された現場は、負担が増えるので受け入れるのを嫌がることもあります。

それではなぜ、インターンシップを行うのでしょうか。ずばり、優秀な人材の早期囲い込みのためです。

就活解禁時期を破っても企業に罰則はありませんが、とは言っても、あからさまに破ってしまっては、企業の倫理観が疑われてしまいます。

そこで企業は、インターンシップを利用して、優秀な人材に目星をつけ、エントリーシートを割愛したり、一次面接を免除したり、といったような優遇措置を施すこともあるのです。
ですからどうしても就職したい企業、もしくは業界がある学生は、必ず自分の希望にマッチした企業の、インターンシップに参加してください。

選考書類の準備をする

エントリーシートも早めに作成しておきましょう。

早い段階で自己分析も企業分析も終わっていれば、完成度の高いエントリーシートが作れるはずです。出来上がったエントリーシートはできるだけ第三者に見てもらうようにし、ブラッシュアップすることも忘れないでください。

筆記試験、面接試験対策も、就活が解禁される日までに、一通り終えておけば、余裕を持って就活を行うことができます。

まとめ

各企業が採用活動を本格化してしまうと、志望企業の面接日が重なったり、連続したりして、スケジュールに余裕が無くなってしまいます。

余裕が無いまま就活を進めてしまうと、最悪は一社も内定を貰えなかったということや、貰えても自分が全く興味の無い企業だったということにもなりかねません。

今から計画的に準備を始めて、悔いの無い就活を行いましょう。

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