就活サイト

新卒向け就活サイトの種類とメリット・デメリットは?

リクナビ、マイナビ、キャリタス就活、ブンナビ、理系ナビ…、今や新卒向け就活サイトは50種類以上あります。

種類ありすぎて、どこに登録したらいいのか迷う、そもそも就活サイトって絶対登録しなくちゃいけないの?など疑問が尽きない人も多いかと思います。

就活サイトには従来の自分から自己応募タイプ、エージェントタイプ、マッチング重視タイプの3タイプ存在しています。それぞれメリット、デメリットがあるため、複数の就活祭を活用した方が有利に進められます。

この記事では、代表的な就活サイトについて解説し、積極的に登録したいサイトを紹介していきます。

新卒向けの就活サイトは3タイプ

  1. 自己応募タイプの就活サイト(リクナビ・マイナビ、理系ナビなど)
  2. エージェントタイプの就活サイト(マイナビ新卒紹介、ハローナビ就活など)
  3. マッチング重視型就活サイト(キミスカ、ニクリーチ、MeetsCompanyなど)

この3つに大きく分けられます。

それぞれのメリット・デメリットをまとめると以下のような形になります

就活サイト メリット デメリット
自己応募タイプ 求人掲載が多く、有名が多い。
就活ノウハウが豊富
情報が多すぎて今必要な情報を取捨選択がしにくい
エージェントタイプ 非公開求人が多く、相談、
求人紹介、面接対策などの
フォローが手厚い。
自己応募タイプに比べると求人数は少ない。
マッチング重視型 オファーが企業から来る。
良い意味で学歴フィルターあり
視野に入れてなかった企業との出会いがある。就活解禁前に内々定もらえる
ベンチャーが多め。
学歴フィルターでオファーが来ない可能性あり

では、具体的にどの就活サイトに登録するべきかお伝えします。

総合的就活サイトのリクナビ・マイナビは当たり前

大手企業、有名企業の求人が多く、業種にも偏りがなく、豊富な求人数が魅力です。就活のノウハウが豊富なのも特徴です。

大学のキャリアセンターでも求人票は公開されますので、就活サイトに登録しなくても就活は行えます。

しかし一番求人数が多いと言われるリクナビの求人数が約27,000件,マイナビでも約19,000件にも上り、年々増加傾向です。就活サイトに登録した方が、より多くの企業の求人を確認することができることがわかりますよね。

また、業種や職種、企業規模や勤務場所などの検索条件も豊富で、自分が希望する企業の求人を迅速に探し出すことができるのも、就活サイトのメリットです。

最近は携帯サイトも充実しているので、通学途中や休み時間など僅かな時間を利用して、求人情報や、就活サイトから送られる様々な情報をチェックすることも可能です。

就活サイトのデメリットは?

実はデメリットと呼べるほどのものは存在しません。よく就活サイトに頼りすぎると、情報過多になったり、他の情報ソースを探さなくなってしまったりして良くない、との意見を耳にしますが、これをデメリットと呼んでしまっては、就活などできなくなってしまうでしょう。

なぜなら、繰り返しになりますが、年々就活サイトに求人を載せる企業は増えており、中には就活サイトを通じてのエントリーしか受け付けない企業もあるからです。

結論として、効率よく就活を勧めたいなら、最低でも一つは就活サイトに登録しておきましょう。

リクナビは一流企業が多く、マイナビは中小企業が多い?

ひとつ誤解を解いておきたいことはネット上にある噂です。

インターネットの口コミなどでは、リクナビは掲載料が高いので、大企業や一流企業の求人が多い、一方のマイナビは掲載料が安いので、中小企業やブラック企業も多い、との評判を目にします。

どちらを使ったところで内容はかわりません。

+ 気になる方のみ続きをどうぞ

まず掲載料についてですが、確かに一昔前はリクナビの掲載料は他社に比べて高めでした。しかし昨今はライバルが増えたこともあって、掲載料はマイナビともほとんど変わらなくなっています。

そもそも企業側から見れば、うちは大企業で掲載料もたくさん払えるからリクナビにしよう、などとは考えません。もしもそれまでリクナビを使っていても、マイナビが掲載料を安くしますよ、と持ちかけてくれば一応話は聞きます。その上で、掲載料以外にも、リクナビからマイナビへ乗り換えるメリットがあると判断すれば乗り換えますし、なければそのままリクナビを継続するだけのことに過ぎません。

また、マイナビに比較すると、リクナビの方が大企業や有名企業の求人が多い印象はあります。しかし昨今は、大企業だからホワイト企業、中小企業だからブラック企業とは言えなくなっています。

結局、リクナビにするかマイナビにするかは、個人の好き好きで構わないのです。一番いいのは、自分が受けたい企業が、どちらのサイトに多く掲載されているかを確認してから決める方法です。

大抵の企業サイトには採用情報ページがあります。そこで掲載サイトを確認するか、検索エンジンにその企業名と、「求人」などのキーワードを打ち込んでやれば、過去にどの就活サイトに掲載していたか調べることができます。

いち早く内定を獲得するならエージェント型就活サイト

リクナビ・マイナビは就活サイトとしての情報量はNO.1です。
でも、必ず全員にメリットがあるわけではありません。今、必要な情報を手に入れる前に時間がかかるのがデメリットなのです。

自分で就活ノウハウを読み解き実践できる方はそのまま自己応募型の就活サイトで問題ありません。どんどん活用してください。

将来何になりたいかわからない、自分にどんな仕事が合っているのかわからない。そんな風に悩みが多い時は、いくら情報を入れても行動できません。プロのコンサルタントに相談しながら就活を進める方が効果的です。

就活の具体的なノウハウを直接教えてもらいたい方がエージェント型就活サイトに向いています。

重要視されてきたマッチング重視型就活サイト

昨今の就活で最も重要視されているのが企業と学生とのマッチングです。企業と学生が座談会形式などで交流を深め、互いのマッチング度合いを確認します。

逆求人・スカウト型だと登録した情報がから、人事責任者、経営層の直接オファーがあり、短い選考フローを実施する場合があります。

企業のエントリーは3月1日から試験・面接が6月1日からのスタートが基本ですが、これは日本経済団体連合会(経団連)に加盟する大手企業の場合です。
中小企業・非加盟企業では、解禁日よりも早くから内定、内々定を出しています。その結果、リクルートキャリアの速報では、2018年卒の6月1日時点の内定率は61%となっていました。

本命の会社が別にあったとしても内定は持っておきたいところ。内定を持っていることで得られる自信もあるため今後の選考試験に影響が出ます。

こういった背景からもマッチング重視の就活サイトへは登録しておいた方が良いです。

確実に登録しておきたい就職サイト

キミスカ

  • ビジネススキルを発見できる適性検査あり
  • 選考状況をシェアして企業人事にアピール
  • 就活コンサルタントから人事目線でのアドバイスあり
  • キミスカ限定非公開説明会・求人多数!
  • 選考状況を開示することで、特別フローとして1,2次選考をパスできる可能性あり!
  • 人事経験のある就職コンサルタントから人事目線でのアドバイスがもらえる

という逆求人・スカウト型の就活サイトです。

学歴を入力する項目があるため学歴フィルターをかけやすいのですが、自己PR・インターン経験・選考状況などでオファーが来る可能性もあります。

迷ったらこちらを確実に登録しておいてください。

内定直結型イベントのMeetsCompany

もう一つは内定直結型のミーツカンパニー。

申込先着50名の人数限定イベントで

  1. 社長や採用権のある方が来る
  2. 成長産業の超優良企業が参加している
  3. 1枚の履歴書で8社の企業の選考を受けられる

超効率的な就活イベントです。ベンチャー企業・中小企業が多いのですが、人事権を持っている人の話を少人数で直接聞ける点が魅力的です。

採用担当者がどんな人材を求めているのか。実際に話を聞けばわかって来るかと思います。

全く視野に入れていなかった企業との出会いもあるイベントです。ぜひ、優先的に活用してみてください。

まとめ

就活サイトの重要性についておわかりいただけたでしょうか。
就活サイトの活用法としてお勧めなのは、まずリクナビやマイナビなどの、総合的就活サイトに一つ登録します。

そのほかに、もし将来の目標などが何も定まっていない学生なら、エージェント型就活サイトに登録。エージェントのアドバイスに従いながら就活を勧めていくのもいいでしょう。

また、企業の知名度や規模よりも、マッチング度を重視したいならマッチング重視型就活サイトです。

もし迷うことがあれば、『おすすめの就活サイトランキング』に選び方のポイントも解説しています。こちらも参考にしながら虚力な武器(就職サイト)に出会ってくださいね。

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