マイナビ新卒紹介は、大手就活サイト『マイナビ』を運営するマイナビグループが提供している就職紹介サービスです。
一般的な就活は全て自分一人で行いますが、マイナビ就活紹介はキャリアドバイザーと二人で内定を目指して就活を進めていきます。
内定までのフォローが手厚く就活を全くわからない方でもイチからサポートしてくれる点が魅力的なポイントです。
新卒向けサイトのマイナビはよく知っているけど、マイナビ新卒紹介ってどうなの?結局、使った方が良いの?と疑問かと思います。
そこでマイナビ新卒紹介のメリット・デメリットをまとめてみました。
より効果的な新卒就活サイトをお探しの方は以下の記事を参考にしてください。
マイナビ新卒紹介とは?
大手就活サービスとして有名なマイナビグループが運営する就活エージェントサービスです。
マイナビといえば、新卒だけでなく中途採用にも定評があります。
そのノウハウの一つである、キャリアアドバイザーによる個別キャリアカウンセリングを新卒採用にも適用しています。
日ごろから企業の人事担当者との関わりが深いこともあり、他の就職情報サイトには登録されていない、独自の非公開求人が豊富なのも特徴です。
マイナビ新卒紹介を2分程度で解説している動画があったので動画で見たい方はこちらをどうぞ。
大手就活サービスならではの、豊富な実績とノウハウを利用した新しい就活サービスとして注目され、2016年卒では、7万人以上が利用しました。
マイナビ新卒紹介を利用するメリットとは?
メリット1.大手企業の推薦の可能性がある
マイナビ新卒紹介では、通常のマイナビで掲載していない非公開求人を中心に紹介しています。
マイナビ新卒紹介を利用している企業の非公開の理由は大きく2つとされています。
- 事業戦略に直結した採用のため
- 人気求人で募集が殺到するのを防ぐため
人気企業などでは、説明会を公開しただけで応募が殺到します。企業は限られた採用枠を採用したいと考えていますが、膨大な応募数から候補者を絞るのに苦労してしまいます。
足切りとして学歴フィルターをかけたりしていました。しかし、現在は炎上のリスクが高くなってきました。
そんな余計な労力をかけたくない大手企業が非公開求人としてマイナビ新卒紹介に依頼している背景があります。
つまり、条件にマッチすれば大手企業への推薦をしてもらえる可能性が高くなります。
ここで注目したいのは紹介ではなく推薦ということ。
マイナビ新卒紹介で扱っている企業は全てマイナビが採用担当者に求める人材像をヒアリングしています。
企業側としては、求める人材だけを的確に紹介してもらえる仕組みなのです。
就活する人も同様に、初回カウンセリングで『これまでの経験』『興味』『強み』からマッチした会社を紹介してもらえるところがメリットでしょう。
メリット2.リアルな就活情報を聞ける
一般的な就活サイト(マイナビ、リクナビ)の情報は一方通行ですよね。サイトに載っていることだけしか情報を取得できません。
しかし、マイナビ新卒紹介ではキャリアカウンセラーとの対話なので
- 求める人材像や採用基準
- 過去にどのような人材が就職できたのか
- 面接で落ちた理由(企業からのフィードバック)
など、リアルな採用情報を聞くことができます。
どうしてリアルな採用情報を持っているのかというと、企業に対して採用コンサルティングを行っており、採用活動について一緒に考えているからです。
言い換えれば、採用活動のインサイダーのようなものですよね。
マイナビ新卒紹介が提案した内容も含まれているからこそ、よりリアルな情報を提供できるわけです。
より有利に就活を進めていける秘訣は情報の質です。
メリット3.必要な情報のみを取得できる
最後は就活情報に関してです。
ひとえに就活といっても、やることは幅広いですよね。業界・企業分析、ES作成、履歴書作成、自己PR、ディスカッション、面接対策…etc。
なかには一体どれから手をつければ良いかわからない人が多いかと思います。実際のところ、ノウハウを調べても「どれも重要!」と言われているのではないでしょうか。
大切なのは、やる順番なのです。
マイナビ新卒紹介では
- キャリアカウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 就活セミナー
- 研修(『経済産業省』推奨の「社会人基礎力」を鍛える研修など)
と幅広いサービスを時期に合わせて提供しています。
今、必要なことを知ることができるわけですね。
もちろん、頼ってばかりではなく自分で調べることも大切です。でも、就活全般を相談できる相手ができることがマイナビ新卒紹介の最大のメリットだと思います。
マイナビ新卒紹介のデメリットとは
後ほど記載していますが、企業はマイナビ新卒紹介へ成果報酬型で費用を支払っています。
成果報酬型とは、人材の採用を決めたら費用をお支払いする仕組みです。
そのため、ピンポイントに採用を決めたい企業が多いため、限られた求人になってしまいます。限られた求人数からの紹介なのでマイナビ新卒紹介のみに頼って就活を進めると希望する業界の求人に出会えない可能性があります。
マイナビ新卒紹介では良い企業に出会える可能性も高いのですが、求人数に限りがあるという点に注目しておいてください。
人事から見たマイナビ新卒紹介の強みとは?
人手不足の昨今とは言え、企業としても求める学生というのが決まっています。
例えば、企業方針として、グローバル化を進めるときを考えてみましょう。
留学経験のある学生を採用したいと考えてたとき、従来の求人方法では条件に合わない学生も大量に応募してくる可能性があり、人事担当者の負担も大きくなっていました。
その点マイナビ新卒紹介では、事前に企業側の要望をヒアリングして、条件に合った学生を推薦してくれるので、戦略的な新卒採用を行いやすいというメリットがあります。
費用対効果が高いお金事情から話をすると、マイナビ新卒紹介は非常に費用対効果が高いです。
と、いうのも採用を決めたらマイナビに費用を支払うからです。
一般の社員ではなく役員候補の採用など、一定のレベルを求める人材を採用したい場合に活用されているところが多いかと思います。
通常なら、膨大な採用選考を行なっていくため費用もかかってしまいます。でも、マイナビ新卒紹介などの人材紹介なら条件にあった人のみを紹介されるので時間・費用の節約になります。
本当に良い人材(自社とマッチングする人材)を採用したい企業が活用しているかと思います。
マイナビ新卒紹介の利用方法は?
2019年度からマイナビ新卒紹介の利用方法が少し変わりました。
- マイナビ新卒紹介へのお申し込み
- アンケート回答(2019年卒のみ)
- 面談
- 企業求人紹介・応募
- 選考・面接
- 内定・入社
変更点
これまではアンケートを実施せずに、面談(キャリアカウンセリング)を実施してきましたが、「希望業種・職種アンケート」を実施するようになりました。
ちょっとした変更ですが、就活生の希望を事前に把握することでミスマッチを防ぐような改善をしていました。
結構心配されていることは、面談の場所かと思います。
一般的には申し込みから最寄りのマイナビオフィスに出向き面談を行います。
近くにオフィスがなければ、テレビ電話でカウンセリングを受けれるので安心してください。
カウンセリングではキャリアアドバイザーと一緒に適性を確認し、応募企業を決定していくので、就活に対して漠然としている方でも、明確な目的を持っている方でもしっかりと対応してくれますよ。
マイナビ新卒紹介はどんな人に向いているのか?
就活を始めたいけれど、どこから手をつけていいかわからない。
こうした学生にこそ、マイナビ新卒紹介はおすすめです。就活方法への具体的なアドバイスはもちろん、内定に向けた就活が期待できるからです。
地方在住の学生で、首都圏や大都市に就職を希望している学生は、会社説明会や面接に出向くのは負担も大きいかと思います。
学業との両立が厳しく、交通費・宿泊代も馬鹿になりませんよね。
マイナビ新卒紹介なら、テレビ電話でのキャリアカウンセリングの実施、効率良く活動できるよう、選考スケジュールの調整にも一役買ってくれます。
就活サービスとしては老舗とも言えるマイナビグループの、豊富なリソースを背景としたきめの細かいサービスは、体験しておいて損はないでしょう。
ぜひ、マイナビ就活を利用してみてください。
マイナビ新卒紹介の口コミ
マイナビ新卒紹介来たけど本当に良かった。今までずっと自己否定の毎日だったけど確実に君は就活生のアッパー側やって言ってくれたし自分自身でも過去に自信持てるようになって来て確実に前を、未来を向けるようになってきた。
— しゅう (@shukatsufuck) 2017年9月29日
てか、昨日の今日でまさか明日ソフトバンクの面接受けることになるとは( ´△`)
マイナビ新卒紹介恐るべし
何も準備できてないし、今週ゼミ発表だし\(^_^)/— ヒッキー (@yuuya_1590) 2017年7月12日
マイナビ新卒紹介に登録したけどカウンセリング全日満席でいきなり詰んだな
— やる気くん (@yaruki_kun) 2017年6月4日
マイナビ新卒紹介の口コミで悪いものは少なかったです。
あるとしても、いくのが面倒。4月なのに3月の説明会のメッセージが来る。断ったのに電話がくる。というような口コミが多かったです。
真剣に就職先を探している人にはマイナビ新卒紹介があって本当に助かった!いい会社を紹介してもらえた!最後まで諦めなくてよかった!といった声もあります。
就活はご縁もあるので、利用した人のタイミングもあるかもしれません。悩んでいる方は、無料なので使ってみてから、利用し続けるかどうかを判断してみてください。