就活コラム

効率のいい就活に大切なのは「急がば回れ」!?

時間をかけたからと言って成功するとは限らないのが就活です。

できるころなら効率よく動いて、早いうちに内定を取ってしまいたいですよね。

今回のコラムでは効率よく就活を終わらせるために必要なことを解説します。

自己分析と企業研究に手を抜かない

何をする時でも同じですが、まず目標を決めてから行動することが重要です。

例えば大学受験の時、〇〇大学へ行きたいと決めて勉強するのと、入学できるならどこでもいいや、という気持ちで勉強するのと、どちらが効率的だと思いますか?

断然、行きたい大学を決めてからの方がモチベーションもアップし、合格に向けて計画的に勉強することもできます。

就活も同じで、手当たり次第に企業説明会に応募したり、エントリーしたりする前に、まず目標を決め、それに向けてスケジュールを立てることが重要です。

就活の目標とは、入りたい企業や、やりたい仕事などを決めることです。

とは言え、就活を始める時点で自分のやりたい仕事はこれだ、とはっきり決まっている学生の方が少ないはずです。

そこで大切なのが自己分析と業界研究なのです。

就活スケジュールを逆算して余裕を持った行動を

ただし中途半端な自己分析と業界研究を行っても、就活へのモチベーションは上がらないどころか、途中で、本当にこの仕事は自分に合っているのかな、この企業に入りたいのかな、という迷いも生じてしまいます。

そこで自己分析と業界研究については、時間的余裕を持って、じっくり取り組む必要があるのです。

日頃は大学の講義やアルバイト、部活動などで忙しく時間が取れないという学生も、夏休みや冬休みは自己分析や業界研究に打ち込めるチャンスと考えてください。

2018年の選考開始は6月です。まだまだ余裕がある、と思った学生は少し危機感が足りません。

企業の選考開始は6月ですが、2017年の実績として、3月には企業説明会はピークを迎え、エントリーシートなどの締め切りも3月中という企業が大半なのです。

3月にエントリーを終了させるためには、遅くとも2月までには自分の進路を確定しておく必要があることがわかりますよね。

効率のいいエントリーシートの作り方

自己分析や業界研究に続いて、時間がかかるのがエントリーシートです。志望動機や自己PR、学生時代に頑張っていたことなど、初めからすらすら書ける学生はいません。
しかし自己分析と業界研究を真面目にやってきた学生なら、エントリーシートの作成も恐くありません。
自己分析と業界研究のやり方については、『新卒就活の自己分析の意味とは?だれも教えてくれない活用方法をお伝えします』『就活における業界研究の必要性と具体的な方法』で解説していますので、そちらも併せてお読みください。

自己分析や業界研究を行っても、一発で完ぺきなエントリーシートができるとは限りません。
一度作成してみて、思った通りの自己PRが書けなかったり、志望動機に躓いたりするようなら、もう一度自己分析と業界研究をやり直してみます。
そのためにも、時間に余裕を持って、就活を始める必要があることがわかりますよね。

なかなか内定が取れない時は?

頑張って就活をしても、簡単に内定が取れない時もあります。

そんな時にはつい、どこでもいいから内定が欲しいという一心で、業界もバラバラ、職種もバラバラといった具合に手当たり次第にエントリーしてしまいたくなるかもしれません。
しかしそれでは、せっかくの自己分析も業界研究も無駄になってしまいます。

内定が取れない時こそ逆に、焦っていろいろな業界や職種に手を出さない勇気が必要です。
業界や職種を変えるなら、そこでもう一度、自己分析や業界研究から始めます。
とは言え、応募できる企業も限られてくる中、そんな悠長なことをしている時間はないですよね。

ですから、最初に目標を決める時、絶対にこの仕事しかしない、この業界にしか行かないとガチガチに決めるのではなく、第3志望くらいまで用意しておきます。
これなら第1志望で内定が取れなくても、焦ることなく就活を行うことができます。

一見、自己分析や業界研究に時間をかけるくらいなら、企業説明会などに参加し、片っ端から試験を受けた方がいいと考えるかもしれません。

確かに就活が始まってしまえば、企業説明会にはどんどん参加するべきです。
しかし自己分析や業界研究は、就活の基礎とも言うべき大事な要素です。

勉強でもスポーツでも基礎は時間がかかるし、つまらないかもしれません。それでも基礎が大切なことはわかると思います。

就活も同じです。

「急がば回れ」ということわざもある通り、自己分析や業界研究で就活の土台をしっかり作って、効率のいい活動を目指してください。

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